今年度の劇遊び授業、スタート!
劇遊び授業(校長特別授業)も今年で3年目を迎えます。
この1学期は3年生からスタート。担任の先生によると両クラスとも前日から楽しみにしていてくれたのこと。うれしいです!
はじめの手遊びコーナーではお馴染みのものから新作も登場。クラスみんなにわくわくした笑顔が広がっていきます。
続いて、クラスのチームワークが試される?「たけのこニョッキ」で一気に盛り上がります。


そして、みんな大好き「手の上の小人」。途中で担任の先生とバトンタッチしてみたら、ますますみんな大喜び。ワーワー!キャーキャー!と小ホール中大騒ぎになります。


そして、いよいよメインのミニミニ劇場。今回のテーマは、先週行った3年生宿泊行事にちなんで〈海の教室・思い出げき場〉にしました。
ランダムに組んだ4グループでくじを引き、海の教室で行った「地引あみ」「いその生き物かんさつ」「ふとんしき」「おみやげ買い」を動きだけで表現します。
相談タイムでは、話し合いを始めたかと思うとすぐに「やってみようよ」とあちこちで動き出します。早々にまとまって「できたよ!見て!」と言いに来るグループ、あれやこれやと試してみるグループ、なかなかまとまらず頭を悩ませているグループ…。発表タイムが近づき、「まだ決まってないよ~」「どうしよう!無理!」というグループもありましたが、「やれるだけやってみよう。何かやれば、見ているみんながきっと分かってくれるから大丈夫!」と声をかけ、全グループがチャレンジすることに。
「地引あみ」


「いその生き物かんさつ」


「ふとんしき」


「おみやげ買い」


実体験に基づいたリアルな内容あり、短いストーリー仕立てのものあり、全身を使った見事な表現あり。同じテーマのもと2クラスそれぞれで行いましたが、まったく違う発想・表現が見られました。共通しているのは、メンバーそれぞれが役割を担い協力して表現できたこと。素晴らしいです!
最後の振り返りでは、友だちの表現のよかったところが次々と挙げられただけでなく、「みんな短い時間でちゃんとまとめていて、すごいと思いました」という声も。また、担任の先生方からは「表現することへの抵抗感をもたず、誰もが夢中になって楽しんでいました」「友達への伝え方や協力する姿勢にクラスの成長が見られました」「帰りの会でも楽しかったと話題になりました」といったコメントをいただきました。
3年生のみなさんと楽しく授業ができ、今年度の劇遊び授業もよいスタートを切ることができました。
この後も、全学年へと続いていきます。(校長)