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ipadの投句箱 12月・冬休み

12月・冬休みの俳句を紹介します。今回も保護者の句が集まりました。以下、保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。

十二月・冬休みの投句箱(令和四年一月一二日)

~おうちのひとと、よみましょう。~

校長 栗林 明弘

 新年あけましておめでとうございます。十二月・冬休みはたくさんのおもしろい俳句が集まりました。ぜひ、友達の俳句を読んで、十七音で表現された十に月・冬休みの世界を想像し、味わってみて下さい。

 ちなみに、私がこのお正月に作った新年の俳句を紹介します。意味がむずかしいところは、おうちの人に聞いてください。

一陽来復蒼天に瑕ひとつなき
万葉集生みし国土に淑気満つ
東国に富士ある生活(たつき)去年(こぞ)今年

 さて、以下、いつものように、十二月・冬休みの俳句のすぐれた句の中から、一人一句に限ってのせました。保護者等も一句のみとしています。それから、今学期はロイロノートに「三学期の投句箱」として期間を長く作りました。しめ切りは三月二十一日です。一月は冬の俳句、二月は冬の俳句や春の俳句を、三月は春の俳句を送って下さい。

 俳句を作る上で一番大切なことの一つは、〝ほかの人がまだ発見していないと思われることを見つけて、言葉をくふうして五・七・五音にまとめる〟ことです。みんなが言いそうなことや、ありふれたことではなく、自分だけの、世界で一つだけの俳句を作ろうという気持ちで考えて下さい。

一年ふゆのあめ あがってゆうやけ いちごジャム
ゆきだるま つくってみれば たのしいな
ねぇ見てよ はしると出たよ 白いいき
ちょうじょうで ふじ山見えて 気もちいいな
おもちつき こねこねとんとん 大しごと
たこあげて あせかきはしり へとへとだ
おもちつき がんばりすぎて つかれたよ
ゆきだるま はやくつくって どうするか
お正月 おもちみたいな おなかだな
オーロラに かこまれている お月さん
どんどんと おかざりやくよ どんどやき
ふゆやすみ はじまったのに もうおわり
おうちでも ゆきがふるかな みているよ
クリスマス サンタさんにも プレゼント
しぇりくん ふゆが大すき けがながい
高尾山 ちょうじょうのぼって しろいいき
冬休み 星がきれいに 見えるかな
コイのいけ はっぱがいっぱい うかんでる
おもちつき つけばつくほど やわらかい
二年お正月 大人はおさけ 私菓子
四年ぶり たくさんふったよ 雪だるま
スキー場 パパがはりきり 大てんとう
ころがって 大人になるぞ 雪だるま
ぎんせかい どこまで行ってもすべれるぞ
かがみもち かみさまねむる どんなゆめ
はつもうで マスクで見えぬ 白いいき
クリスマス ごはんをたべる はやくねる
鼻水が 出ても楽しい 雪合戦
バイオリン 音くるうんだよ だんぼうで
ありがとう ツリーの電気 エジソンよ
何まいかな 楽しみふあん 年がじょう
うれしいな いちねんたった とらどしだ
じょやのかね ふとんのなかで かぞえてる
みぞれふる アルミ色した 午後の時
三年冬の風踏もうとした葉を逃がしてく
昨日より長くなってるしもばしら
スキーでね大雪がふりうまったよ
紅葉池コイとスッポン見つけたよ
えびとかにおせち料理の人気もの
俳句をね 考えていたら 年明けだ
四年まきわって幼虫おどろく冬木立
冬休み白い世界とかねの音
おたきあげ煙の中に神がいる
寒い朝ふとんがぼくをひきとめる
トマト鍋みんなで囲む美味しいよ
朝なのにどうしているのお月様
冬休みもうすこしだよがんばろう
五年冬晴れに阿蘇が生む池透き通る
椿咲く誰が赤いか競ってる
新年を雪合戦からはじめよう
冬の風家でおしるこ美味しいな
斑鳩に木枯らし柿より汁粉かな
家族とねふるさとの味お雑煮よ
ビードロでぽっぺん一回冬の音
年男僕だけ見える藪柑子
六年クリスマスサンタも入国制限か
大晦日今年最後の大あくび
一年保護者走り出す終業式のランドセル
北風やこの鬼ごっこ元気出る
朝起きて白い世界に本気(マジ)嬉し
正直がらくという人年の暮れ
峠より難波津見えし寒の道
北風に負けるな元気に半ズボン
二年保護者軒下のツララ叩いて演奏会
ゲレンデで年越し花火にいい予感
頬も手も薔薇色になる雪遊び
霙るるや鉛のリフト風に揺れ
三年保護者聖樹の灯映す瞳の子らとゐて
雪の朝辺りに響くスコップの音
強風を伝えるつららの傾きだ
五年保護者冬箱根緑の王者復活す

※いつものことですが、すべての俳句及び作者名の誤字、脱字、表記の仕方等も含め、失礼の段はご容赦下さい。

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