２年生の俳句（１学期）
２年生の俳句（１学期）
～<残りの七音と五音を考える>～
今年度の校長俳句授業は、２年生が一番手です。昨夜来の雨はあがりましたが、校庭がまだ抜かるんでいるために、室内で作ることに。今回は、五音の季語を指定して、残りの七音と五音を考える学習に。季語は三つを指定。まず、夏の季語の一つ目「こいのぼり」。前日に玄関に飾られたばかりのものです。二つ目は、「ねったいぎょ」。玄関の水槽にたくさんいて、子ども達の人気者です。三つ目は春の季語「一年生」。去年一年生であった二年生が一年生のことをどう表現するのか楽しみでした。
まずは、メモ用紙をもって、玄関のこいのぼりの様子を見に行きました。こいのぼりの、ひれ、鱗、目、泳ぐ様子などをじっと見て、発見したことをメモしたり、またそれをもとに俳句にしたりの活動。その次は、熱帯魚の水槽に移動して、同じく熱帯魚を見て発見したことをメモ、そして五七五にあてはめる活動です。そして、教室に戻り、句を整えて別の紙に清書しました。大方の子は、一句ずつ三句作っていて、楽しく活動することができたようです。
以下、一人一句に絞って、いくつか紹介します。
| （松組） | みずくさが ふるえるなかに ねったいぎょ こいのぼり ゆれないままで かわいそう ねったい魚 およぎかたが かわいいな きのうから ひとりとうこう 一年生 空のうみ 魚がおよぐ こいのぼり ねったいぎょ ひれがきれいで たのしいな こいのぼり ひらひらうごき うつくしい ねったいぎょ きけんがいっぱい 気をつけよう こいのぼり しっぽはみんなで ニ十本 こいのぼり かぜのブランコ のってるよ こいのぼり からふるさかな すいすいと かわいいこ いちねんせいが だいすきだ |
| （楠組） | こいのぼり いろんなながさ なんでだろう きれいだな きれいにおよぐ ねったいぎょ ねったいぎょ くさでかくれる かわいいな ねったいぎょ いっぱいぼくを みてくれる むらさきの ちいさいからだの こいのぼり こいのぼり 金いろあって うれしいな ぼくよりも およぎがうまい ねったいぎょ こいのぼり ヒラヒラおよぐ でかいこい こいのぼり あがっていけば 子どもの日 ふくらんでる たまごうみそう ねったいぎょ ゆらゆらゆ ゆれているかな こいのぼり こいのぼり 人げんのかおと にているな |
