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6年生の俳句(1学期)

6年生の俳句(1学期)

~<小学校最後の1年>~

 6年生の校長俳句授業1回目は、若葉風の吹く暑いくらいの晴天。筆記用具をもって朝礼台前に集合した6年生にまずは話をする。

 「今日は校庭の夏を俳句にします。6年生は来年のこの時期は中学生ですので、小学校の校庭でこの時期に俳句をつくるのは最後になります。そういう目で、校庭の夏を探してほしい。」そう話した後に、今見える校庭の季語を確認しました。

 木々の<若葉>、それを揺らす風<若葉風>、<木陰>、動物なら<あり><夏蝶>、植物なら、<どくだみ><夏草>他に、<夏の空><夏の雲>、<暑さ><あせ>など。

 この後は、校庭に散らばっている句材集めです。いろいろなところで、じっとものを見つめる姿、考える姿、書いている姿がありました。すでに出来上がっている子もいます。

 教室に戻った子供たちは、五七五に言葉を整え、俳句に仕上げます。

 以下、今回の俳句をいくつかクラス毎に紹介します。

(松組)夏が来た大きな風が木をゆらす
夏の日が水を照らして風がふく
プラタナスサンバイザーの若葉かな
日陰の中サッカーゴールたたずんで
アゲハチョウこのまえ家で見たものだ
暑い中ドッチボールをする子たち
夏の季語さがして書いて無限だよ
緑の木若葉風にも動じない
青々とあつさをしのぐ緑の葉
夏草は木陰で過ごす権力者
(楠組)暑い空長いかみの毛じゃまそうだ
ギラギラと光る水道夏の空
木陰見て早く入るぞ爆走だ
うき草のかくれミッキー大発見
夏の風木影で休み手であおぐ
青葉から紅白帽がかがやいた
青梅よいつまでまたせる熟すまで
すいとうがたくさんならぶ夏のスタート
葉がゆれるベンチにすわるもう夏か
校庭の木の葉がしげってたのもしい
アゲハチョウひかげの地面にとまったよ
クワのみは手がむらさきにあらわなきゃ
暑い夏緑がまざる青空に
この日なた暑さ満開四十度
夏びよりはっぱのこかげ地にしみる
日の光はげしくてってる白い砂
アゲハチョウ日かげに入ってひと休み
アゲハチョウ地面にとまりきれいだな
くわの実をゆっくり食べたらおいしいな
校ていでいつも暑さがおそってる
アゲハチョウああすずしいな日かげすき
校ていのぎんのすべりだい暑そうだ
アゲハチョウすずしさもとめとんでいる

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