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4年生の俳句(1学期)

4年生の俳句(1学期)

~<裏磐梯の自然>~

 4年生の校長俳句授業は、前の週に行った宿泊行事「山の教室」のことを俳句にするもの。 本当は、その場で作った方がよかったのだが、活動に忙しくて作る時間がなかったと聞い ている。

 まず最初に、裏磐梯で見たり聞いたりした季語を一緒に確認することから始める。<ほと とぎす、夏うぐいす、若葉、夏草、夏の山、キャンプファイアー、登山>などの他に、梅雨 の前触れのような雨<走り梅雨>という季語も確認。というのは、早くも梅雨入りした関東 甲信に、裏磐梯の梅雨入りも時間の問題のような中、案の定4日間のうち、三日間は天気が 不安定で雨に当たり、施設見学も余儀なくされた状況だったからである。

 さて、「山の教室のしおり」を見て思い出しながら、子ども達は、配布した裏紙に俳句を 書き始めました。今回は、自分が工夫した表現の箇所に波線を引かせて、自分だけの表現を意識させるということをやってみました。

  以下、一人一句に絞って、いくつか紹介します。

(松組)若葉雨くもり空にはひかりさす
夏の雨青葉にあたりはねかえる
山の中自然あふれる夏の音
山登りべとべとしてて進まない
木がすべる石もすべるぞ山のぼり
山登りしめった道を進んでいく
ばんだい山山の楽しさ大ふん火
走り梅雨おこってる空とにらめっこ
夏うぐいすのきれいなこえですずしいな
青葉がね沼にうつって五色沼
山のぼり雨とのたたかいなしとげる
山登り自然の風がすき通る
夏の雨雲が多くて紙みたい
  
(楠組)走り梅雨葉にしずくちる自然界
夏草が雨といっしょにしゃべってる
走り梅雨たくさん歩く五色沼
ほととぎす私のために歌ってる
雨の中自然の力で山のぼり
雨の日にキャンドルファイヤーあたたかい
走り梅雨すがたを見せろ青空よ
五色沼うす日注いで沼変わる
山の中しずかにしたらほととぎす
ほととぎすにん者のようにすがたなし
たくさんの花と草との青嶺かな
アメンボがたきのシャワーをあびている

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