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1年生の俳句(1学期)

1年生の俳句(1学期)

~<熱中症警戒アラート>~ 

 1年生の校長俳句授業は、初めての俳句づくり。本当は、俳句をつくろうとする目で、校庭を歩き回ってつくってもらうつもりでした。普段は気づかない発見をたくさんして、いきいきとした俳句をつくって欲しかったからです。ところが、その日は東京に熱中症警戒アラートが発令。やむなく、教室でつくることに。

 1年生にとって教室でよく思い出して俳句をつくることはなかなか難しいことです。初めに、俳句の決まりである、五七五の音数であることを理解するために、本校の校歌が七五調であることをおさらいし、手拍子で、五七五を数えて見ました。また、季節のこと、今なら夏の季節のことを詠むことを教え、俳句ができそうなところやことをみんなで考えました。<てつぼう、すなば、アスレチック、そら、くも、たいよう、かぜ>などなど。そして、最後に、俳句をつくるうえで一番大切なことを教えました。それは〝じぶんにしかつくれないもの〟をつくろうという気持ちをもって、いろいろと工夫することです。

 以下、一人一句に絞って、いくつか紹介します。学校以外のところの俳句もあります。言葉を整理できずに、五七五になっていない、俳句らしくないものもあります。だからと言って必ずしも、それは俳句でないとは言い切れるわけではありませんが。(というのも、正岡子規の弟子の河東碧梧桐の俳句は晩年、普通の文みたいなもので、新傾向俳句と唱えていましたから。)

(松組)なつのもりじゅえきをなめるおいしいな
ながのけんぼくどくがえるさわったよ
こうえんでふつうのありをみつけました
みずひかるひかりかがやくきれいだな
なつのはなきれいにさくよいいにおい
なつのいけこどものくにでかえるとる
いえのきにくわがたがいたおどろいた
すいとうのそとがわがあつかった
ぎんのすべりだいをすべったらあつかった
もりでありをつかまえたくすぐったかった
くわがたをもりでつかまえていえでかった
  
(楠組)10ぴきのめだかがしっぽがフラフラ
なつのうみひとでがきれいすいかわり
つゆのまのそらとびまわるしかのくも
ぶらんこでかぜがゆれるよとりがとぶ
みずうみにふじさんきれいにみえてるよ
パラダイストビヘビが木からきへうつる
がっこうへうさぎのくもがうごいてた
きもちいいなプールにはいってなつのとき
なつのそらからすがすずしくないている
なつらしいくもがとんでるきもちよさそう
なつがきたなみにゆられてうみはいる

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