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ipadの投句箱 9,10月

 9月と10月の俳句です。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。

 


 

 九月、十月の投句箱(令和四年十月二十八日) 

~おうちのひとと、よみましょう。~

                                 校長 栗林 明弘 

                                         

 九、十月の俳句は、秋のものが集まりました。秋と言えば、十五夜のお月見があったり、食欲をさそう果物があったり、紅葉がきれいだったり、虫の声がにぎやかだったり、運動会もありましたね。そんな様子を俳句にして送ってくれました。

 次回は十一、十二月、冬休みの投句箱を設けます。十一月と言えば、秋も終わり、冬の気配も感じられます。十二月は冬らしくなってきて、学校ではおもちつきもありますね。冬休みはクリスマスがあり、大みそかのいろいろなじゅんびや一月になると、お正月が来て、おいしいものを食べたり楽しい遊びをしたりして、日本どくとくのふんい気がありますね。こう考えると、次回はいろいろと俳句の材料がそろっています。

投句のしめきりは来年一月九日(月)。クリスマスやおおみそか、お正月などに、保護者の方も、お子さんと一緒に作ってぜひ、送ってください。

さて、以下、今回の分を一人一句に限って、花丸の俳句を中心にのせました。保護者等も一句のみとしています。ぜひ、味わってください。

 

 

一年  あかとんぼ いわにとまって もみじみる     

    おつきさま かぞくでみたよ きれいだな     

    こうていの きりぎりすのこえ きれいだな    

    つなひきだ 力をつくす たたかいだ       

    あきのむし まいばんずっと ないている    

    やきいもが ほっかほかだよ おいしいよ    

    あきがきた おちばながれて きれいだな     

    十五やに だんごをたべる われはぶし      

    秋の声 コオロギないた つかまえろ       

    さむいあさホットサンドで あたたまる      

    おまつりで わたあめのつぎ りんごあめ     

 

二年  ウトナイ湖 白鳥来てたよ クワックワックワッ  

    十三夜 にじ色に光る 雲の色          

    ごほうびに やっとたべれた マスカット     

    十三夜 うろこ雲から 顔出して         

    夕やけが ウソのように はだざむい       

    かまきりが しんごうむしで じこにあう     

    もみじの木 遠足行ったら 見てみたい      

    すきな色 だいだい黄色 あきの色        

    くさがゆれ 池水つめたく 終わり秋       

    よるがきた ほしをかぞえて ひとりごと     

 

三年  道端に見えるすすきがかまのよう         

    ハロウィンで大人おどかすきゅうけつき      

    朝起きてそろそろ秋だ寒い秋           

    落ち葉がねおどっているよそわそわと      

    虫の声すずしくなってねむくなる         

    エイサーであつさをとばせがんばるぞ       

    十月があっというまに寒くなる          

    バスを待つ時間にときめく金木せい        

    家にいる本当は見たい紅葉の葉          

    捨てられず皮まで味わう葡萄かな         

    虫もなき日がしずみかけまた会おう        

        

四年  銀色に光るサンマは美しい            

    お月見は自分でつくる白玉粉          

    どんぐりを弁当袋いっぱいに           

    あめのひだきゅうにさむいもうふゆだ       

    サクサクとおちばをふむといい香り                        

 

五年  日が落ちてセミの鳴き声歌のよう         

    きんもくせい香りとともに秋が来た        

    森の中赤ちゃんキノコと秋を待つ         

    秋の朝冷気のおかげで目が覚める        

    コオロギの歌に包まれ眠る夜           

    教室にキンモクセイの香りかな          

    巨峰たち最後の一つ姉弟と            

    ぶどう狩り人間いがいも狩っている        

 

 一年保護者  彼岸花に手を合わしたる天の青      

        朝顔の摘む花減ると衣替え        

        帰り路応援ありがとすすきの穂      

 

       

  二年保護者  焼き芋の甘い香りと秋の雨        

         晩秋は人訪うもよし来るもよし      

         おつきさまやまのなかにかくれんぼ    

 

  三年保護者  惑星を引き寄せ明し後の月        

         ベランダに赤白帽や十三夜        

         ふと気づく太鼓の音色いさましく     

         

  四年保護者  全身を秋に浸して尾根歩き        

 

  五年保護者  朝もやの冷気をまとい落ち葉はき     

         おだやかなミズナラの葉と秋の風     

 

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