横浜美大ワークショップ 「百鬼夜行なりきり体験」
系列校の横浜美術大学の三好先生による「百鬼夜行なりきり体験」のワークショップを行いました。
普段とは違う特別な活動を、楽しみながら活き活きと取り組んでいる姿が見られました。
「百鬼夜行なりきり体験」とは、
昔の日本人は、使なくなった道具を粗末に扱うと「付喪神(つくもがみ)」という妖怪に化けると考えていました。 そんな「付喪神」たちのパレードの様子を描いたのが、有名な「百鬼夜行絵巻」です。今回のワークショップでは、使わなくなった道具を持ち寄り、その道具をもとに作った衣装を身に着け、みんなで「付喪神」になりきります。 さらにその後、学校の中を練り歩き、その様子を動画撮影することで、現代の映像版・「百鬼夜行絵巻」をみんなで完成させましょう!昔の人たちは、人間以外の生きものや道具にも「たましい」があると信じていました。そんな思いが「百鬼夜行絵巻」にはこめられているのかもしれません。 古典作品「百鬼夜行絵巻」への理解を深めることが、ふだん何気なく接している身近な道具たちを新鮮な目線で見つめるきっかけとなるのではないかと思います。
<図工科>