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さかなクンがトキワ松に登場!

 ギョギョ!さかなクンがトキワ松に!?
 来年創立110周年を迎えるトキワ松学園。そのプレイベントとして、「さかなクンのギョギョッとお魚教室」が開催されました。

 さかなクンがトキワ松に来て下さるのは実は5回目で、前回から2年ぶりとなります。本学園理事長である岡本信明先生(別名・金魚博士)との繋がりにより、さかなクンとは嬉しいご縁があるのです。
 本校最寄り駅の東急東横線・都立大学駅の駅名看板下にいるキュートなダンゴウオは、さかなクンがトキワ松のスクールフィッシュ(だんギョ松ちゃん)として描いて下さったものです。東日本大震災後にさかなクンが三陸の海に潜って最初に出会った魚で、可憐でありながら逞しいダンゴウオはトキワ松にぴったりなのだそうです!

 まずは金魚帽子と白衣姿で登場した岡本理事長のお話で子どもたちのテンションが上がっていく中、会場いっぱいのコールでさかなクン登場。師弟関係という岡本理事長&さかなクンの息の合ったトークの後、いよいよお魚教室のスタートです。

 今回の授業テーマは「食育」。命をいただくこと、食べ物を無駄にしないことの大切さについて、子どもたちの目の前でイラストを描きながら、楽しく分かりやすく教えて下さいました。
 今は12月(師走)ということで魚へんに師と書いた「鰤(ぶり)」や、日本で魚の王様と呼ばれる「鯛(たい)」(※昔は鯉が王様だったそうです)について。照り焼きやお刺身にして食べると美味しいけど、食べられているのは実はまだ半分くらいで、カマ・カブト・ハラミなどまだまだ美味しく食べられるところがたくさんあるし、昔から日本には一匹のお魚を大切にいただく文化があるとのこと。
 日本のお魚およそ4800種のうち日本全国で食べられるお魚は100種、普段の食卓では20~30種くらい。ハリセンボン、ウツボ、エイ、サメ、アイゴなど「低利用魚」と呼ばれる魚がいて、例えばアイゴは温暖化の影響で数が増え海藻をたくさん食べてしまったり、トゲで漁師さんを困らせたりしているけど、実は美味しいのです。でも、あまり知られていないためなかなか売れず…。「みんながこうした魚のことを知って食べるようになるといいですね。知らなかったお魚をよく調べて、食べてみましょう!」とさかなクン。
 そして、かぶと煮やあら汁にするととっても美味しいぶりのカマ。実は安く買えるのだけど売れずに捨てられることもあり、命をいただくのにとてももったいないのです。「美味しいだけでなく、とても栄養があります。脳にいいから頭がよくなるし、血流がよくなって健康になれる。鉄分豊富で貧血予防になるし、カルシウムで歯も骨も上部になります。目玉の部分はコラーゲンがいっぱいでお肌もつるつる。もしスーパーで売っているのを見つけたらぜひ買いましょう!」…とお話して下さいました。

 エネルギッシュなさかなクントークに夢中になっていたら、あっという間に終わりの時間。みんなで記念写真(集ギョ―写真)を撮り、会場いっぱいの拍手でお開きとなりました。

 「今日はさかなクンに会えるんだよね!」「ずっとこの日を待っていたよ」と朝から興奮気味だった子どもたち。終わった後は、「楽しかった~!」「今日の夜ご飯はお魚が食べたいな」と大満足顔でした。
 いつもの掲示板テーマを〈さかなクンへのメッセージ〉にしたところ、みるみるうちにいっぱいになりました。さかなクン、ありがとうギョざいました!!(校長)


~感想・メッセージより~
・たべたことのない魚をおしえてくれてありがとうございました。
・またきてください。思い出できました。すきです。
・ぼくのパパは49cmのアジをつりました。ありがとうギョザイマス。
・魚をおいしく食べられるのがわかった。やってみたい。
・声が高くて、おもしろいし、食育についていろいろしれてたのしかったです。
・色々な食べられる所を教えてくれてありがとうございます。真だいの鼻が!の形をしているのを聞いて、僕も見てみたいです。
・今日はとくべつにくわしくじゅ業をしてくれてありがとうギョざいました。うれしかったです。今日学んだ事をもっとくわしく調べてみます‼

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