劇遊びの時間 ~校長特別授業~
学期に一度の劇遊び授業。2学期も楽しく授業を行っています。
授業の日は朝校門で会うなり、
「今日の劇遊び、楽しみ!」
「(手遊びのしぐさをしながら)今日もこれやるの?」
「また、写真のやつ(グループでポーズをとる活動)やりたい!」
と話しかけてくれる子たちがいて、私もはりきって授業に臨みます。
おなじみの手遊びから始まり、想像の世界で自由に身体を動かしたり、工夫してコミュニケーションを取ったりみんなで協力したり・・・。日常とはちがう、ちょっと不思議で楽しい劇遊びワールドが広がっていきます。
担任の先生方も一緒に活動に入って下さり、子どもたちは大喜び。
昨年度から始めたこの授業ですが、発想の柔軟さや相談タイムの集中度が増し、表現もよりダイナミックになってきているのを感じます。
グループ発表を行う〈ミニミニ劇場〉では、表現する側(発表者)だけでなく、受け取る側(観客)の想像力の豊かさも感じられ、授業後に「(友達の発表について)よくこんなアイデアを思いつくなと驚いた」「自分がやったことをちゃんと分かってもらえてうれしかった」「自分がやるだけでなく、観るのも楽しかった」・・・といった感想が挙がりました。
2年生の授業を終えた後のある子との会話。
「校長先生の授業はいつまで続くの?来年もあるの?」
「もちろん!みんなが6年生になるまでずっとやるよ!」
「やったあ!」
劇遊びを通して子どもたちの成長を追えるなんて楽しみだな・・・と思いながら、飛び跳ねるように教室に帰っていく子どもたちの後ろ姿を見送りました。(校長)