幼稚園・保育園訪問
昨日、今年度の幼稚園・保育園訪問を終えました。
毎年この時期に1年生が卒園したすべての園を訪問する、歴代校長が続けてきた本校独自の取り組みです。
顔写真付きのお手紙カードを園の先生方にお渡しすると、「こんなに大きくなって…!」と感激されます。お手紙には、
「ほいくえんはどうですか。しょうがっこうはたのしいです。いちばんたのしいのはおべんきょうです。」
「ときわまつでもがんばってるよ。えんてい(※注:校庭のこと)がたのしいよ。」
「しょうがっこうでは元気にしています。またあいたいです。だいすきです。」
「ずっとおせわになりました。このおかげですてきないちねんせいになれました。またこんどせいふくみせにいくね。ずっとわすれません。」
…と、習いたて(あるいはまだ習っていない)の文字で一生懸命に綴られています。また、好きな動物やキャラクター、鉛筆やランドセルなど小学校生活をモチーフにしたもの、園の先生や自分の似顔絵、トキワマーク(描きやすいこともあってか特に人気⁉です)などのイラストもカラフルに描かれています。
笑顔でカードを手にされた園の先生方とお話ししていると、1年生が幼稚園・保育園時代に愛情いっぱいに育まれてきたことがひしひしと伝わってきます。
幼いころの記憶というのは、成長に伴いしだいに薄れていくものかもしれません。しかし、あたたかな愛情に包まれながら過ごした日々は、心の深いところで息づき続けていくのだと思います。
ひとつひとつの園から託されたバトンをしっかりと引き継ぎ、心豊かな小学校生活をつくっていきたいと思います。(校長)