夏の研修会
夏休みは教員研修シーズン!先日、「第71回演劇教育夏期大学」がトキワ松を会場に開催されました。
主催の〈日本児童劇作の会〉は、日本の学校劇創始者・斉田喬(さいだたかし)氏の声かけにより1954年に結成された研究団体で、私が教員になりたての頃から長年お世話になっている会です。
演劇を生かした教育活動に関心をもつ仲間が全国から集まり、学びと交流を深める夏期大学。コロナ禍を経て四年ぶりの対面開催となった今回は、仲間との再会と新たな出会いの場でもありました。
今回の活動は、「脚本をつくる」「劇をつくる」「関係をつくる」という三つの分科会に分かれて行いました。じっくりと脚本作りに取り組む静か〜な部屋もあれば、拍手や大爆笑で溢れかえる部屋もあり…。そこには、それぞれの教室や学校を離れ、生き生きと学ぶ(遊ぶ?)先生たちの姿があります。
活動の仕上げのミニ発表会に、ちょうどアフタースクールで登校していたトキワ松の子どもたちを急遽ご招待!目の前で繰り広げられる大人たちの本気のパフォーマンスに、子どもたちの目は釘付け。その素直で豊かな反応を受けて、発表する大人たちもさらにノリノリに。司会の即興トークも面白く、笑いがいっぱいの楽しい時間となりました。(あまりの芸達者ぶりに、子どもから「本当に学校の先生なの?」と尋ねられた人も…笑)
学びとともに多くの活力が得られる研修シーズン。この夏もたっぷりと充電して、2学期も元気に子どもたちを迎えたいと思います。(校長)
※トキワ松の図書館にある劇の脚本集。この研究会で学んで書いた私の作品も掲載されています…(^^)