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iPadの投句箱 4月と5月

4月と5月の俳句を紹介します。今回も保護者の句が集まりました。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。

四月・五月の投句箱(令和三年六月一日)

~おうちのひとと、よみましょう。~

校長 栗林 明弘

 今回は、春や夏の俳句がたくさん集まりました。ぜひ、友達の俳句を読んで、十七音で表現された世界を想像し、味わってみて下さい。

 今月から、一年生の俳句の募集もおこないます。ロイロノートはすこし使い始めた一年生ですが、ひらがなもまだぜんぶ習っていない中でのスタートとなります。一年生のみなさんは、おうちの人の助けをかりて、俳句ができたら送って下さい。たとえ、五音、七音、五音に整っていなくても、自分だけの感動がそこにあればいいと思います。今しか言えないことを、自分にしか言えない言葉で、一年生ならではの俳句を待っています。一年生の保護者のみなさまにはお手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。尚、保護者の俳句もぼしゅうします。

 二年生以上のみなさんは、当たり前のことを言うのではなく、また、だれでも言えそうな言葉ではなく、自分にしか表せない言葉で、自分にしか言えないことをめざして、思い切った俳句を作って送って下さい。待っています。

 さて、以下、四月・五月の俳句のすぐれた句の中から、一人一句に限ってのせました。保護者等も一句のみとしています。

二年風ふいて さくらの花びら 手でキャッチ
いちごがり たくさんたべた まんぷくだ
とりがきた ほかほかのはる うぐいすだ
たけのこを おすましにして いいかおり
ちょうちょまて おいかけまわし あみこわれ
二年生 そうじのどうぐ かわったよ
夏服の おともだちは すずしそう
母の日は えかきになって プレゼント
星空と まっくらやみの 森けしき
母の日の がんばっちゃうぞ おてつだい
さくらふり 花ビラおちて かわいいな
コロナでも ウグイスなくと 元気でる
かたつむり あかちゃんなのに からがある
緑道に 桜のじゅうたん すてきだな
スーパームーン 電線 三本の上
しおひがり 色とりどりの テントかな
こいのぼり ひらひらしてて うらやましい
 
三年さくらたち緑になってカメレオン
夏キャンプキャンセルばかりいつ行ける
帰り船夏の始まり波しぶき
春の風すずしいからねまたおいで
ジャンプして手がとどくかな春の月
こどもの日子供と遊ぶよ面白い
白ツツジどんどん枯れて寂しいな
 
四年パパ一人ゴールデンウイークキャンプ行く
菜の花よ明るい春の季節色
いなか道水面に映る春の山
ケヤキの木笑顔あふれる若葉風
春の風夏の風と混ざりゆく
山歩き新芽が顔出し大股で
梅雨の時期外遊びだと望んでる
春なのに二十度こえて半そでだ
春の風僕の顔にはせんぷうき
 
五年母の日にやってしまったごめんなさい
空の幕傘とカエルが待っている
製氷機おどりはじめる氷かな
さくら餅家族で食べて幸せだ
暑くなる僕の制服衣替え
こいのぼり空の海での競泳だ
 
六年夏が来る待ってましたと扇風機
春色に染まる校舎新学期
蚊の命考えてると叩けない
ウイルスめ鎧兜よやっつけろ
 
二年保護者にぎやかに家族で開く柏餅
梅の実の今年も息子がへたを取る
五月雨や波間に霞む友ケ島
月欠ける地球の影と吾子の影
風光る得意な顔の二年生
 
三年保護者薄雲へ溶けゆく色や桐の花
梅雨が来る乾燥機できる楽できる
 
四年保護者晴れやかに気分も天気も二重虹
 
五年保護者朝ドラマ泣いて笑って新茶汲む
浅き瀬に鯉のし泳ぎにて渡りけり
 

※今回、保護者の投句箱の設定をうっかりしていて遅れてしまいました。ご迷惑をおかけしました。
※いつものことですが、すべての俳句及び作者名の誤字、脱字、表記の仕方等も含め、失礼の段はご容赦下さい

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