ipadの投句箱 4、5月
今年度初めての投句箱です。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。
4、5月の投句箱(令和4年5月30日)
~おうちのひとと、よみましょう。~
校長 栗林 明弘
令和四年度もロイロノートに寄せられた俳句を紙面で紹介します。一年生から六年生まで送ってくれましたが、投句人数は二年生が一番でした。保護者の方の投句もありましたのもうれしいことです。
みなさんからの俳句がロイロノートに届くと、なるべく早く見て、丸を付けて返しています。ふだんの日は放課後に、土曜日、日曜日のお休みの日には、できればその日のうちにと思っています。いい俳句には花丸をつけていますが、花丸をもらえなかった時には、アドバイスなどを読んで、もう一度作り直して送ってください。そうすると、俳句が上手になります。
投句は一人何句でも、いつでもできます。保護者の方もどうぞ。今、トキワ松では、一年間に三回ほど全校で俳句のコンクールに出したり、クラスや学年ごとには「朝日小学生新聞」に投句をしています。俳句ができたら、ロイロノートに送ると共に、担任の先生にお話をして、新聞に投句してもらうといいですね。
自分の俳句が俳句のコンクールの作品集や新聞にのると、とてもうれしいもので自信にもなります。先生も、もう20年前ほど前になりますが、俳句をつくり始めて、ある雑誌にのった時はうれしくて、その気持ちは今でも覚えています。
さて、以下、一人一句に限って、花丸の俳句を中心に、学年ごとにのせました。保護者等も一句のみとしています。一句一句味わってください。
次回は、〝六、七月の投句箱〟として、六月一日~一学期終業式前の七月十日(バザーの日)を期限として募集します。
一年 | うたっちゃう あにといっしょの つうがくろ 子どものひ かしわもち食べ げんきな子 とこのまに きらきらひかる むしゃにんぎょう あさがおの ふたばが仲良く 咲いている |
二年 | はるのよる夕やけのこってとりのこえ シラスがねごはんのうみをおよいでる キャンプじょうさくらといっしょにダンゴムシ はるの日にママとおさんぽうれしいな ウグイスが耳のちかくでないている 月あかりうさぎもいるよタヌキぽんぽん はるのあめさくらのはなびらかわいそう こいのぼりおよぐすがたがきれいだな 子どもの日こいのぼりにもあえるんだ こないだに入ってきたぞ一年生 ももいろのさくらがさいて花見月 春の夜雲が動いて月歩く ブランコで立ちのり怖いでもたのし 青い空高く飛んでるこいのぼり チョウのようサクラひらひらかわいいな アゲハチョウ雨の中でも飛べるかな |
三年 | 色白で恥ずかしがりあ柏餅 ふきみそを食べて感じる北の春 新学期車しょうさんに見送られ 夏になれミズデッポウがしたいんだ 弟とおしゃべりワイワイ通学路 富士山はまだまだ雪は残ってる たんぽぽを見つけて笑顔キャンプ場 やわらかいたけのこ食べる雨上がり 春の風ふとふりむいた歩き出す |
四年 | モンシロチョウヒラヒラ飛んで雲のよう 鯉のぼり風を食べてる丸い口 青虫よまだたべるのかみかんの葉 とけていく春の日ざしに自分がね 桜の木舞い散る花に良き春を 四月の日まだ春なのに夏みたい |
五年 | じっと見るいきなりダイブカワセミ君 満潮で鯛踊る春厳島 新学期慣れたころには葉桜に |
六年 | 木の芽も世界平和を求めます 春風に庭の紅葉飛んでゆく 鯉のぼりスイスイ泳ぐ姿かな |
一年保護者 | 五月雨色とりどりの薔薇が咲く 朝日うけ眩しき砧の若葉かな |
二年保護者 | 保護者春雨に折れじ散れじと耐う国花 ひらひらと若木を巡る蝶一羽 初蝶や土いじりする手元まで 桜散り速く離れて花の雨 心配だお笑い好きなまな娘 散り際の雨に色浮く桜道 ほっといてそれができないおやごごろ こいのぼりみんなでおよぐとたのしいね |
三年保護者 | 風見せる民家の先の藤の花 湿原にお玉杓子の帯揺れる 蚕豆や茹りし頃に人の来て 青嵐索道客の声奪い |
四年保護者 | 制帽の紺を目深に入学児 |
五年保護者 | 網タイツ犬の仕業ですぐ切れた |
六年保護者 | 次々と犬も来店初夏のカフェ |
※いつものことですが、俳句及び作者名の誤字、脱字、表記の仕方等も含め、失礼の段はご容赦下さい。