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ipadの投句箱 夏休み 1

~校長からの宿題~

 夏休みの校長からの宿題として、児童全員に俳句一句をロイロノートから送るというものを、初めて全員に出しました。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。今回は1・2年生の作品です。

夏休みの投句箱(令和四年九月七日)

~おうちのひとと、よみましょう。~

校長 栗林 明弘

 今回はじめて一年生から六年生まで全員に、私から俳句の宿題を出しました。今までの夏休みは、出したい人が出していたわけですから、はじめてのことです。お父さんやお母さんなどの俳句も数えると、三百以上の俳句が集まったわけですからなかなかのものです。私は、みなさんから俳句が送られてくるたびに、わくわくしながら見ました。というのは、俳句は自然を詠むものであり、自然を通して生活を詠むものであり、自然を通して、自分を詠むものですから、みなさんの作った俳句に直接には書いてはなくても、みなさんのことがそれとなくわかるからです。たとえば、だれかがカブトムシのことを俳句にしたとします。俳句にするということはきっとその人はカブトムシに興味があるとわかります。また、カブトムシの羽が光っているということを俳句にすれば、カブトムシが好きだとは一言も書いていなくても、きっと好きなんだろうなとわかります。むかしから、「文は人なり」という言葉があって、文を読めばその人がどういう人かがわかると言われていますが、俳句も同じです。たった五、七、五の十七音の中に、作った人のことが自然とあらわれるのです。
 そうしてみると、俳句を作るときは、自分が「見た」「聞いた」とか「好きだ」とか「きれいだ」「うれしい」となどという直接的な言葉はあまり使う必要がないかもしれません。それよりも、一つのことをもっとよく見て、聞いて、感じて、自分なりの言葉でくわしく表すこと、それが大切なのです。俳句は、自分の気持ちを直接言うことよりも、その様子を言葉でくわしくスケッチすることのほうが、かえって深い気持ちがにじみ出るのです。これからの俳句づくりの参考にしてください。
 以下、夏休みの分を一人一句に限ってのせました(名簿順)。たくさん送ってくれた場合は、私がみて、いちばんよいと思う俳句をのせてあります。保護者等の俳句も同様です。ぜひ、味わってください。(一部、事情により提出が間に合わなかった子もいます。)
 次の投句箱は〝九月・十月の投句箱〟として九月の十日ごろつくります。しめきりは、十月二十三日(日)とします。

一年松組うみのプール かぞくでいっしょに あそんだよ
かぶとむし よなかにこっそり きんトレちゅう
ひみつきち たくさんつかう たのしみだ
あさはやい ラジオたいそう きもちいい
みにとまと ハートのかたち おいしいな
かいすいよく クラゲだらけで はいれない
あさおきて あさがおいくつ さくのかな
なつのもり きらきらたいよう ほしのよう
なつのやま あかあおきいろ つめたいな
あさがおの おはながきれい まどのそと
こうえんで ひかげにはいる ほっとする
おおきなき だいがっしょうだ せみのつりー
なつのかわ うきわでおよぐ にっこうよく
ブルーベリー 家族でとった 二キロ半
空を見て ふうせんういてる のりたいな
かきごうり あたまきーんと かみしめる
あさがおだ いろいろいろだ げんきだね
なつのうみ うみのりくには かにおおし
たくさんの ひかりあつめて いろあそび
なつのかぜ あまざけおいしい ありがとう
滝おちて 吹く風強い 寒い冬
あさがおに みずをあげたら げんきだな
なつやすみ あさがおさいた まぶしいな
松山の ぎんやんまとぶ なわばりだ
  
一年楠組せみのこえ ミンミンミンと うるさいな
あすれちっくに ありがいた
なつのひは あせかきあそび かきごおり
せみのこえ みんみんとなく いいこえだ
よるのもり じゅえきとりあい てがのびる
かきごおり つめたくとけて おいしそう
えいがかん ポップコーンも たたかった
あさがおが ぽんぽんさいて きれいだな
おひさまは なつやすみでも しごとする
せみがなく なつはあついな みずあそび
すいかわり めかくしをして われるかな
なつやすみ せみをみつけた うれしいな
月の下 どうごおんせん ごくらくじゃ
なつやすみ むしがたくさん ふえていく
おおしまで くわがたいっぱい つかまえた
なつやさい じいじとしゅうかく たのしいな
なつのそら ゆうひがきれい あざやかだ
あまのがわ あかくきらきら アンタレス
にがてだな ぬるりべたべた ひやけどめ
カラスから ひっしににげる カブトムシ
あついなつ むしのせかいで むしとりだ
夏やすみ かみなりゴロゴロ なりひびく
セミのこえ ツクツクボウシ ないてるぞ
あさがおが めがさいたらね よろこんだ
  
二年松組ラベンダー きれいなお花 いいかおり
たんじょうび いっぱいでいいな まだつづく
夏休み中に いもうとが二人 かわいいな
なつやすみ ぐータラしたい あついから
あついけど ひんやりきもちい 海のなか
ふうりんが なるとすずしさ かんじるよ
すいかかな いいやあゆだよ いいにおい
セミの声 夜まで続く ぼんおどり
夜さんぽ ミンミンひびく セミの声
夏休み 北海道で ちちしぼり
へいわな日 まいにちがいい なつ休み
ゆかた着て 打ち上げ花火 きれいだな
ぱちぱちと おおあめのおと はげしいな
えんにちで ふうりんあたり すずしいな
なつやすみ とうとうおわり さびしいな
かぶとむし かんさつちゅうに とんでいった
雨が降り 光り輝く あさがおだ
木をけった クワガタぼとぼと げっとだぜ
ひらひらと ゆかたきた子が 金魚みたい
うつくしい きれいなけなみ ハムスター
太陽の 光まぶしい まぶしいな
夏だけど コオロギ鳴いてる 最終日
たてしなで しかがたくさん なつのやま
夏の夜 炎に消える せみの声
もうおわり せみのいっしょう なつやすみ
かぶと虫 なつのあいだの お友達
しまかぜで スペインむらに いきました
うらめしや ワクワクどきどき りかしつで
  
二年楠組なつやすみ テレビにうつって ごきげんだ
雨上がり アブラゼミ鳴く ジリジリと
アイスのボー 当たりがでたよ はじめてだ
きれいだな ひ行きで見た うみの光
扇風機 話しかけたら 宇宙人
夏野菜 いっぱいとれた 畑だよ
スイカわり パカッとわったら 冷たい目
なつやすみ サイダーみたいに はじけたい
じしゃくみたい あみどにせみが くっついた
たいようが ぎらぎら光り まぶしいな
うみの色 青と水色 すいへいせん
なつ休み スタンプあつめ 土うらへ
プール海おいしいりょうりすごかった
なつやすみ いとことはなび たのしいな
こまってる 一ぴきのハチ まどぎわに
かきごおり あたまがこおる つめたいな
おまつりだ ヨーヨーかって できるかな
うみの中 もぐって見たら りゅうぐうじょう
あめふっても キャンプはしたい パパお願い
川の中 めだかの学校 夏休み
カブト虫 黒いよろいだ かっこいい
もうしょでも あつさふきとぶ みずあそび
アサガオに たねができたよ すてきだな
かきごおり アイスクリーム トッピング
たのしいよ ながいおやすみ あそべるよ
夏の日に キャンディーアイスを ぺろぺろと
虫かごに さいごのカブト がんばって

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