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ipadの投句箱 夏休み 4

~校長からの宿題 保護者等編~

 夏休みの校長からの宿題として、児童全員に俳句一句をロイロノートから送るというものを、初めて全員に出しました。それに合わせて保護者にもぜひお子さんと一緒に作って送ってくださいという旨の話をしました。以下、保護者等の俳句を転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。(今回は保護者等の作品です。)

一年保護者夏の雨初めて吾子の歯が抜ける
浴衣着て足湯につかり夜空見る
朝顔が花火のように咲き誇る
捕虫網破れて素手でたち向かう
夏の海月が静かに泳いでる
陽光に艶めく表皮さるすべり
向日葵を横目にモロコシ唸る喉
夏休み短く貴重な共有の時間(とき)
遠き砲火ざわりとひびくきびの畑
わが子らの張りあう声が蝉のよう
大声で怖いと逃げる手持ち花火
逆さなる霊峰眺む避暑の宿
おおきなはなびこわいたのしいどっちかな (弟)
  
二年保護者夕立に震える半袖半ズボン
山の色入道雲でさらに濃く
熟れごろのすぐり見つけて雀来し
風爽やか広場にみつる子等の声 (祖母)
汗ぬぐい視界に爽やかレース雲
夕立に駆ける我が子の背中追う
喉痛し流行り病いか気のせいか
暑い夏夜に鳴き出す蝉の声
  
三年保護者望遠鏡文月のクレーター触ってみる
網を持つ吾子の背中に揚羽蝶
白鷺や青田に一羽何思う (祖母)
砂日傘隣の影を借りてきて
菜園にはしゃぐわが子の掴む虹
  
四年保護者流星や一秒で足る願ひごと (祖母)
蜩に主役を譲った雨の音
コロナ禍で深く育む親子愛
  
五年保護者子と遊び思い出巡り里帰り
  
六年保護者やるやるとサギが三羽の夏休み
幸せという名の梨の甘さかな

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