6月18日（日）、めぐろ区民ジャーナルさんの主催で、映画『みんなの学校』（真鍋俊永監督・2014年）の上映会と、木村泰子先生と田村直宏中高校長のトークイベントが本校にて開催されました。
　木村泰子先生は大阪市立大空小学校の初代校長として大変著名な方で、トキワ松に来て下さることにまず感激しきりですが、トークイベントで田村校長を「タムタムは私の親友です」と仰っていたのには驚きました。

　「学校は誰のためにあるの？主役は誰？」
　「困っているのは誰？」
　「ここはあなたの居場所。安心して。信頼して。」
　「自分も人、相手も人。人と人が向かい合う。」
　「自分ごととして、自分に何ができるかを考え、行動する。」　…

　数々の賞を受賞したドキュメンタリー映画の素晴らしさもさることながら、アフタートークも非常に濃いもので、教育の本質について鋭く明快に、ユーモアも交えながら語られました。
　「今は、学校教育の問い直しの時期」と木村先生。私にとっても、自分の教育観を問い直し、力強いエールに背筋が伸びた時間でした。

　木村泰子先生、めぐろ区民ジャーナルスタッフの方々、そして田村直宏先生、貴重な学びの機会をありがとうございました。（校長）