「つかれたけど、楽しかった!」
先週、2年生による1年生のためのお楽しみ会が開かれました。
私も少しだけお手伝いをしに準備の一部と本番にお邪魔しましたが、子どもたちのアイデア満載・すみからすみまで手作りの、とても素敵な会でした。
司会進行(これも2年生)のもと、まずは全員でショー(「マジック」「ダンス」「こま対決」)を楽しんだ後、小ホールでの「魚つり」「的あて」「くじびき」のコーナーと2年教室での「おばけやしき&たからさがし」の二手に分かれて遊びます。さらには手作りの景品やポイントカードまで用意されているという充実ぶり。1年生は大喜びで楽しんだ後、2年生にお礼を言って、たくさんの景品を大事そうに抱えて「バイバーイ!」「またあそぼうね!」と帰って行きました。
1年生を見送った後、2年生はすぐにみんなでお片づけです。道具を運んだり、机椅子を元通りに戻したり、掃除をしたり…。全てを終えて教室に集まり、ようやく一息ついた子どもたちが口にしていたのが、タイトルの「つかれたけど、楽しかった~!」という言葉でした。
子どもたちから自然と漏れた「つかれたけど楽しかった」「大変だったけど楽しかった」という言葉は、とても素敵な言葉だなと思いました。〈楽しさ〉にはいろいろな種類のものがありますが、誰かのために一生懸命がんばってこそ得られた〈楽しさ〉は、これまでの生活体験の中でも、一段高い次元にある〈楽しさ〉といえるでしょう。
最後の挨拶をする時にそんな話をして、「このような素敵な〈楽しさ〉を味わえたことは、みなさんが少しお兄さん・お姉さんになった証拠ですよ」と伝えると、子どもたちの表情に誇らしさが浮かびました。
そしてもう一つ、忘れてはならないのは会の成功に向けて支えてくれた先生への感謝の気持ちです。担任の先生に向かってみんなで「ありがとうございました」とお礼を言いましたが、その後に担任の先生の呼びかけで、ちょっとだけお手伝いした私もお礼の言葉をもらいました。素晴らしい頑張りを見せてくれた2年生のみなさんに拍手!です。(校長)