電話番号

電話受付 8:00~17:30(平日)

03-3713-8161 (代)

校長ブログ

GALLERY

校長ブログ

ipadの投句箱 10,11月と冬休み

10,11月と冬休みの俳句です。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。

 


新年、明けましておめでとうございます。今年も東京や神奈川でも初日の出が見られ、楽しいお正月をむかえたことと思います。「十一、十二月と冬休みの投句箱」がそろいました。今回もみなさんならではの俳句がたくさんあつまりました。〝追いかけっこを受けて立つ〟と表した冬の遊びの句、〝電車の音が飛んできた〟という空っ風の句、〝丸いものが冬に似合う〟とした雪だるまの句、〝私にいたずらをしかけて来た〟という北風の句、〝アラスカの友達ができた〟という冬休みの句、〝雪が食べられず残念だ〟という冬休みの句、〝お節(せち)がおしくらまんじゅうしている〟というおせち箱の句、〝日本の花鳥風月(かちょうふうげつ)を感じたい〟という書き初(ぞ)めの句など、どれもそこに、人の心を動かすものがあり、いきいきとしています。ほかのおともだちの句も楽しんでほしいと思います。

次回は今年度最後(さいご)の投句箱、「三学期の投句箱」となります。一月は寒(かん)の中ですが、それは二月のはじめの立春を前に、春を待つ気持ちにもつながります。二月は節分(せつぶん)のまめまきがあり、つぎの日から、暦(こよみ)の上では春になります。梅(うめ)の花も開くでしょう。三月はおひなさま。ちょうちょやおたまじゃくしも出て来たり、いろいろな花も目にするでしょう。

投句のしめきりは三月十三日(月)。自分にしかできないような、楽しい俳句を待っています。

さて、以下、今回の分を一人一句に限って、花丸の俳句を中心にのせました。保護者等も一句のみとしています。

 

 

一年  かきぞめの すみのにおいが 大すきだ

たこあげた 空の上まで ひとっとび

ラジコンの スピードはやい ひこうききゅう

もう冬だ まらそんするのに いいきせつ

冬の夜 ドーナツたべて マンゲツだ

クリスマス さむいせいかつを のりきった

エビとカニ ベントスおせち バリバリだ

くのうざん あきのこうよう きれいだね

つららだよ あさひにひかる きれいだな

べらんだに しぶがきほして ふゆをまつ

ふゆのあさ きおんがさがる としもあります

おしょうがつ おせちをたべて げんきだす

あきさがし もみじいっぱい ふみしめる

ふゆやすみ おおさかかえる たのしみだ

ちとせあめ ぺろぺろなめて なくなった

冬遊び 追いかけっこを うけてたつ

はつもうで カイロといっしょに 手をあわす

ふゆのいえ そろばんをする むずかしい

さざんかの おちた花びら そうじした

ふゆやすみ いしがきじまで オリオンザ

七草がゆ ひみつのくすり けんこうだ

二年  空っ風 電車の音が 飛んできた

秋のよる しぜんのすずは すずむしだ

冬休み とうじすぎるの まちどおし

かぜのこえ おとうれしさよ あきのみち

リフトのる 見下ろすけしき 雪の屋根

コマ回し どじょうすくいだ つぎのわざ

リフトから 見下ろす坂に 足すくむ

丸いもの ふゆにはにあう ゆきだるま

ふゆのそら すこししろいな きれいだな

つるしがき たくさん並んで 綺麗だな

クリスマス サンタは来るのか いい子だけ

風がふく さららと聞こえる もみじのは

冬の空 りすがすむ山 ポリッカサッ

かまくらを 作ろうとして こわれたよ

こうえんで 日なたがないな ふゆの空

はしってね こころあたたか ふゆのじき

新雪だ ブーツもいたも 新ピンだ

はかまいり じじのおもちを いただきます

白いいき もうすぐ雪かな 楽しみだ

雪の中 埋もれるおとうと たすけたよ

ふわふわで あしがとられる スキー板

クリスマス 雪がちっとも ふらないな

どんぐりが おちばまみれで かくされた

 

三年  北風が私にいたずらしかけたよ

雪が舞う僕の体はマッチ棒

お正月おせちを食べて日本をしる

寒いのにお湯が熱くて分からない

アラスカの友達できた冬休み

元日に日の出をしょって初すべり

我が家にて学校うさぎ年越しや

もうすぐだ節分やるぞ張り切るぞ

冬の道家の灯見つけ走り出す

あたたかい馬のせ乗った秋の空

今度こそ聞き逃さない除夜の鐘

四年  冬休み雪が食べれず残念だ

宍道湖のシジミぷりぷり日本一

マスク取りほっとひと息きんもくせい

こたつの中ぬくぬくな気持ち続いたら

 

五年  箱の中おしくらまんじゅうお節たち

書き初めで花鳥風月感じたい

お年玉落としてしまって泣きまくる

書き初めや滲んでかすれてやり直し

真っ白に雪でそまった線路道

ガチガチと寒さと戦う雪合戦

ママはパリパパはスーパーみかん待つ

 

六年  クリスマス小学校で最後かな

我が家から少し出てみて息白し

 

 

一年保護者  七五三帯をゆるめてチョコレート

大楠の守る久能山冬うらら

子らと見る白帽眩しき神の山

あんこうやあんこうなべにしてよいか

二年保護者  朝露を舌なめずりの岩の苔

山眠る次はかならず杖を手に

稚児の手に取り粉舞いたる餅丸め

十二月亡母の白い割烹着

凍てついた光の中でリスはごはん

白富士に見送られて終業式

ヒーターの風で落とすな宿題を

冬休み冬にハワイに疲れた

 

三年保護者  二膳目は旭日添える雑煮かな

月食や窓枠一つ一家族

おせち箱新年の顔移りこむ

四年保護者  得意札そっと引き寄せ歌留多とり

   
   

 

最新記事一覧

月別アーカイブ