【スペシャル】サス学「アニマルウェルフェア」を考える!
サス学「アニマルウェルフェア」について学びます。
サス学とは、「サステナブル(持続可能)」な未来をつくるための知恵や価値観を育む探求型アクティブラーニング。
「アニマルウェルフェア」とは動物の待遇改善や幸せを考える動物福祉の概念です。
教えてくださるのは、「サス学」でおなじみの”ホーリー”こと、堀先生😊✨
今日集まってくれた子ども達は特にも動物が好きな様子✨
「どこで動物をよく見かけたり触れ合ったりする?」というホーリー先生の質問に
「家!」「学校!」「動物園!」「サーカス!」と様々な声があがりました。
では、その動物園やサーカスにいる動物はどのようにして連れてこられたのか?
ペット屋さんにいる動物はどうやって生まれてくるのか?
ホーリー先生がイルカ漁のお話しや、
俗に“子犬工場”と呼ばれる狭い空間に詰め込まれたペット用の子犬を大量に産むための犬がいること、
そして人間の身勝手により多くの保護犬猫が発生している事などをお話ししてくださいました。
子ども達は真剣な顔でホーリー先生お話を聞いていました。
イルカ漁のお話しの時には「人間は人間を殺したら罪になるのに、どうして動物は殺すの!」
「動物がかわいそう!」と叫んだ子もいました。
保護犬猫の時には「犬と猫がたくさんいる動物園をつくるのはどう?」
「そんなにすごい数の犬と猫を動物園で飼えるの?」といった意見が飛び交いました。
「僕は動物を飼ったら絶対に大事にする!」との声もありました。
そして私たちが生きていくために必要不可欠な「食」のお話し。
私たちは生きるために毎日生き物の命をいただいています。
そしてその食は、文化や宗教によって何を食べるのが良いのか悪いのか、概念が異なったりもします。
ではここまで色々と考えてきましたが、じゃあ生き物を食べなければいいのか?
伴侶動物として動物をペットとしなければいいのか?
そうではなく、できるかぎり人間と動物がお互い幸せに「共生」できる未来を考えていこう、
食べること・命をいただくことも含めて「共生」していこう、そんなお話しをホーリー先生はしてくださいました。
子ども達は終始真剣な顔や笑顔を見せながらいろいろと考えているようでした。
必ずしも正解や正しいことが一つではないという事を子ども達はこれから沢山経験していくと思います。
その時に沢山考えてよりよい答えや未来を探っていってほしいなと思います。
ホーリー先生、貴重なお話をありがとうございました✨]]>