緊急事態宣言の影響で、一時は中止になってしまうかと思われた遠足ですが、６月２３日に駒沢公園にてようやく行うことができました。普段なら５月GW明けに行う行事で、子どもたちにとっては新しい学年での最初の行事となりました。コロナ禍でなかなか遊べていなかったこともあり、子どもたちはいつも以上に笑顔がはじけていました。

　事前に2年生と３年生で縦割りの班を作り、意見を出し合って自由時間に何をして遊ぶか考えました。3年生はお兄さんお姉さんとして話し合いをリードし、２年生はそんな３年生の姿を見ながら少しずつ意見を出していきました。ドロケイや鬼ごっこ、だるまさんが転んだや、大縄跳び．．．中には、やったことのない外国の遊びを本で調べて、遊んでいるグループもありました。

　今回は残念ながら、みんなで敷物を広げてお弁当を食べるわけにはいきませんでしたが、子どもたちはいつもと違う場所で目一杯遊ぶことができ、帰るころにはクタクタになっていました。限られた状況の中でも、やりたいことをみんなで考え、みんなで楽しく遊ぼうとする子どもたちの姿は私たち教員にとっても眩しく感じられました。コロナ禍での遠足という難しさもありましたが、子どもたちにとって他の学年と交流しながら思いきり遊べる貴重な機会になったと思います。（３年担任）