昨日が２学期の終業式で、今日から子どもたちは冬休みに入りました。
　終業式の話の中で、今年度の目標を振り返りました。

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　〈目で聞こう、心で聴こう〉は、どのくらい意識できたでしょうか。
　「聞く・聴く」ということは、自分の知らないことに耳を傾けるだけでなく、自分とは異なる考えを、想像したり理解しようしたりする姿勢をもつことです。
　例えば、授業中。やる気が出ない時や難しくて分からない時、あまり興味をもてないことに対しても、一生懸命お話を聞くことはできたでしょうか？
　例えば、友達と喧嘩をした時。途中で遮ることなく、相手の言い分を最後まで聞くことはできたでしょうか？
　例えば、先生やお家の人に何か注意をされた時。言い訳をせず、悔しさや恥ずかしさをぐっとこらえ、受け止めることができたでしょうか？
　「人の話を聞く」ということは、口で言うほど簡単なことではありません。けれども、これができるかどうかが皆さんの成長の分かれ道だと思います。

　〈考え、意志をもって、よりよい行動をしよう〉はどうでしょう。
　物事を知るだけでなく、そこから考え、行動に移すことはできたでしょうか。
　例えば、校内でたびたび話題になった「廊下を走らない」ということ。なぜなのかを理解した上で、歩くという行動がとれたでしょうか。
　例えば、授業中など静かにするべき場面で、自分からお喋りを控えることはできたでしょうか。
　例えば、床に何か落とし物を見つけた時。「このままにしたら誰かが困るだろうな」と想像し、素通りせずに拾うことはできたでしょうか。
　その場の状況や相手の気持ちを考えながら、取るべき行動を決めていくこと。トキワ松の目標である「感謝」や「親切」にもつながります。

　この２学期、皆さんを見ていて「いいな」と思う行動にたくさん出会えましたし、まだまだだなと感じる場面もたくさんありました。学期の終わりに自分自身を振り返り、足りないところは３学期に頑張っていきましょう。

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　式の最後に、6年生の指揮と伴奏で校歌を歌いました。6年生が担当を務めるのは今回が最後となり、年明けから5年生に引き継がれます。1年間立派に役割を果たしてくれた6年生指揮者・伴奏者に、みんなから拍手が送られました。　

　トキワ松のみなさん、2学期もよく頑張りました。
　楽しい冬休みを過ごして下さいね。（校長）