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親子演劇教室

 文化の秋、芸術の秋。今年も楽しい親子演劇教室の季節がやってきました。
 プロの劇団さんを学校にお迎えし、トキワ松の子どもたちのために上演していただくという楽しく贅沢なこの行事は、今年で37年目を迎えます。

 今回の演目は、劇団影法師さんによる『妖怪影絵劇 ゲゲゲの鬼太郎』(原作:水木しげる/脚本:さらだたまこ)と『不思議な音のワークショップ』でした。
 体育館に入ると、大きなスクリーンと「骨董屋」と書かれた怪しげな雰囲気のセットが…。「何が始まるんだろう?」「どんなお話なのかな?」とみんなでわくわくしながら開演を待ちます。
 不思議な鏡を通して妖怪の世界に誘われたユウトが、鬼太郎たちとともに窮地を乗り越えていくというストーリー。怪しげな妖怪の世界に、ドキドキしたり怖くなったりちょっと笑ったり。幻想的な光と影の世界の中で、リアルな役者さんによる演技と繊細な動きの影絵が融合した、美しくダイナミックな舞台でした。
 終演後は「こわかった~」「面白かった!」「夢中で観たからつかれた…」と子どもたち。休憩タイムでちょっとリラックスした後は、「音」をモチーフにした楽しいワークショップです。舞台のさまざまな効果音の出し方を教えてもらったり体験したりしながら、最後はみんなで協力して短いストーリーを効果音で彩ることができました。

 これでおしまいかと思いきや、最後に何と秘密の舞台裏を見せてもらえるという大サービスが!スクリーンの裏側がどうなっているの?影絵の人形はどう作られていてどう動かしているの??子どもたちはもちろん大人たちも興味津々でじっくりと見せてもらいました。舞台裏には人形の他に衣装や小道具などさまざまなものが整然と置かれており、あれほどの作品をたった6人の演者さんが演じているということにも驚きでした。舞台で活躍していた鬼太郎やユウトくん、目玉おやじや妖怪たちを間近で見ることもでき、大満足の親子演劇教室でした。

 その後の校内では、教室や廊下で劇の話題が自然に生まれていたり、「ゲゲゲのゲ~♪」とテーマソングを口ずさんだり、本棚から妖怪の本を見つけていたり…と、あちこちで鑑賞の余韻が見られました。さっそく壁面にみんなの感想コメントが貼られている教室や、感動と感謝を伝えたい一心でお手紙を書いて「劇団さんが帰ってしまう前に!」と手渡しに行った子どもたちもいました。
 心豊かなひとときを贈って下さった劇団影法師の皆さま、どうもありがとうございました。(校長)


~劇団さんへのお手紙より~

「今日、1年生から6年生までたのしくわらわせてくれてどうもありがとうございました。うらがわにきたときに、こんなかんじになっていたんだ‼とおもいました。ドキドキしました。きたろうはどうなるのかと思いました。すてきなげきをありがとうございました。」

「今日はありがとうございました。すごくおもしろいしちょっとこわいこともあったけど、楽しかったです。とくに目玉おやじがかわいかったです。とちゅうできたろうがとびこんだ時かんどうしました。ゆうとくんがよい心をもってくれてあんしんしました。」

「今日はありがとうございます。わたしは、かげ絵をはじめて見て、すごくかんどうしました。とくに、さいごのぬらりひょんが、ゾンビみたいでおもしろかったです。だい2ぶの、かえるのなきごえが、本当にうまかったです。またできたら来てください。」

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