トキワ松への熱い思い ~児童会会長・副会長選挙~
年に一度の児童会選挙が行われました。
児童会会長(6年生)と副会長(5年生)は2~6年生全員の投票によって選ばれます。立会演説会では会長・副会長立候補者各4名とその応援弁士による演説が行われ、毎年楽しみにしています。
今年のスピーチも素晴らしく、立候補者は「みんながトキワ松をもっと好きになるように」「トキワ松の6年間を楽しみ尽くせるように」「トキワ松に通う誰もが幸せになれるように」と熱い思いを、それぞれの応援弁士は立候補者のよさや人柄を、自分の言葉で堂々と語ってくれました。



大舞台に挑んだ立候補者・応援弁士のチャレンジ精神と行動力に大きな拍手を送りたいです。そして、トキワ松に新たな活力を与えてくれたことを嬉しく思います。
激戦を制して当選した新会長・新副会長を中心に、子どもたち自身がこれからも「よい学校をつくろう」という思いをもって学校生活を送ってほしいと願っています。(校長)



~児童会会長・副会長にインタビューしました~
●児童会会長 6年Fさん
Q.会長に立候補したきっかけはなんですか?
A. 自分が3年生の頃会長だったSくんがかっこよくて、憧れていたのがきっかけです。Sくんとは塾も一緒で、もし会長になったら自分がやりきれなかったこと(もっとみんなが楽しめる企画をするなど)をやってほしいと言われ、意志を継ぎたいと思いました。また、自分はこれまで宿泊行事で班長をやることが多かったのですが、せっかくなら学校のリーダーをやってみたいと思い、今回思い切って立候補してみようと思いました。
Q.選挙活動や演説を経験してみて、どうでしたか?
A. 演説はすごく緊張しました。前々日は家で2時間練習し、弟やお母さんが聞いてくれました。前日もちゃんとできるか心配でしたが、本番でみんなの前に立ってみたら「意外といけるな」「自分、けっこうできるな」と手応えを感じました。演説のはじめの、「突然ですが、みなさんは学校が好きですか?」という呼びかけは当日の朝思いついたものでしたが、みんなが「はーい!」と反応してくれたのが嬉しくて勇気づけられました。応援弁士のEくんは、自ら「応援弁士をやる」「自分がみんなを説得する」とやる気満々で引き受けてくれて、これなら当選できるかも?と思わせてくれました。他にも応援してくれる仲間がいましたし、他の学年の子たちが「投票するね」と声をかけてくれたのもうれしかったです。
Q.会長としての意気込みをお願いします!
A. 当選を知った時はすごくうれしかったです。当選できないのではと思っていたので、周りの友達から「やったね」「おめでとう」と言われて「挑戦してよかった」と思いました。他の候補者の演説や考え方もとてもよかったので、そうした考えも取り入れていけたらいいなと思います。演説でも話した通り、「目安箱の設置」「楽しい企画」そして「率先してみんなに挨拶する」の三つを心がけていきます。挨拶については、僕が会長として挨拶をしていけば、他の人同士も、学校だけでなく地域の人とも挨拶するようになって学校がますますよくなっていくと思います。これからどうぞよろしくお願いします。
●児童会副会長 5年Sさん
Q.副会長に立候補したきっかけはなんですか?
A.昨年卒業した兄が応援弁士をやっていたのを見て、自分もあんな風にみんなの前で話してみたいと思い、やるなら自分が立候補してみようと思ったのがきっかけです。また、2年生の時に当時会長だったSくんたちが楽しい企画をやってくれたのを覚えていて、自分もいろいろ工夫してみんなを楽しませたいと思う気持ちが強くなりました。
Q.選挙活動や演説を経験してみて、どうでしたか?
A. 当日は、応援弁士の友達(Hくん)が体調不良で休んでしまい、別の友達(Mくん)がピンチヒッターとして5分で仕上げてくれました。自己紹介のキャッチコピーは当日の朝思いついたものです。演説でみんなの前に立ってみると、みんながまとまっていてあまり大勢に見えず、「意外と少ないな」「大丈夫だ」と思えました。また、演説の順番が最後で、前の友達がみんな最善を尽くしていたから、自分もはりきってできました。選挙活動では6年生が一緒に応援してくれたり、ライバルでもある5年生の仲間と一緒に活動してより友達感が増したりしました。休んでしまったHくんも、投票日には無事に学校に来てくれて「清き一票」を入れてくれたのでよかったと思います。
Q.副会長としての意気込みをお願いします。
A. 副会長に選ばれたからには、絶対に明るい学校にしたいです。新しいイベント、例えば「脱獄ゲーム」のようなハラハラする企画も考えたいです。せっかくトキワ松ファミリーに入ったからにはみんなにトキワ松を楽しんでほしいと思います。副会長として会長をサポートしながら、明るく元気にがんばります!
(聞き手・まとめ:校長/学校通信「トキワだより」から一部抜粋)