3学期の劇遊び
1・2年生の3学期の劇遊び授業を行いました。
まずは心と身体をほぐす遊びから・・・
おなじみになってきたこともあり、子どもたちはすぐのりのりに!
メインは、ランダムにグループを組んで行う「ミニミニ劇場」。
今回のテーマは「あいうえお」。くじで引いた「あ」「い」「う」「え」「お」を頭文字にした言葉を何かひとつ決めて、ジェスチャーで表現します。
相談タイムが始まると、子どもたちは顔を寄せ合ってすぐに相談開始。「それ、いいね!」「ちょっとやってみようよ」という声が上がり、そのうち「できました!」「もう一つ考えてもいいですか?」と言ってくるグループも。担任の先生もグループの一員になっています。
昨年から劇遊びをやっている2年生はもう慣れたもので、その場で組んだ仲間とすぐにお題に集中し、もっと面白くできないかと工夫を重ねる様子が見られます。
はじめの頃は「みんなで遊ぶこと」自体にわくわくフワフワしていた1年生でしたが、3学期ともなると活動テーマに対しさっと集中・協力する姿が見られます。すごい!
子どもたちが発表した「あいうえお」は・・・
あり、アイスクリームやさん、アイドル、いか、いす、いしのぞう、うみ、うさぎ、うなぎ、うちわ、うっかり、えんとつそうじ、えんそく、えんとつからサンタさんがはいるところ、おにぎりやさん、おふろ、おせっきょう、おもちつき・・・などなど
授業後には、担任の先生との振り返りを行います。「後ろから見ていて、一人残らず楽しんでいるのが伝わってきた。クラスの遊びにも取り入れていきたい」「グループ活動と時に意外な子がリーダーシップを取っていたりユニークな表現を見せていたりと発見があった」「担任としてはつい〈きちんとさせなきゃ〉という意識が働くけれど、この時間は普段と違う視点で子どもたちを見ることができるから新鮮」「非日常世界ならではの関係性の逆転が面白い」・・・などと話題が広がり、私も毎回新たな気付きが得られます。
劇遊びの時間の中でも、1学期・2学期・3学期・・・と子どもたちの成長や変化が見られます。劇遊びの進化はこれからも続きます!(校長)