少し話は遡りますが…
　１学期の終わりに、トキワ松学園の一大イベントであるバザーが開催されました。

　夏休みを目前にして開かれるバザーは、トキワ松の子どもたちが大好きな行事です。
　お楽しみは何といってもゲームコーナー。輪投げ・コリントゲーム・ストラックアウト・射的…いつもと様変わりした教室で思いっきり遊べる、まさに夢のような一日なのです。

　また、バザー名物キャンディレイをはじめ商品販売も豊富で、トキワマークをモチーフにしたかわいい手作り品は子どもたちにも大人気。

　小学校卒業生による縁日コーナー（スライム作りやラムネ販売など）もバザーを盛り上げてくれます。

　今年で65回目を迎える学園会バザーは、戦後の小学校設立から間もないころ、学園の宿泊施設「山の家」（北軽井沢、2003年に閉館）の建設に向けて保護者の熱意により始められたのがきっかけで、その後も保護者の手による夏の学園行事として受け継がれてきました。
　その長い歴史の上に立ち、今年も盛大に開催されたバザー。「子どもたちのために」「学園のために」という一心でご尽力下さる保護者の皆さまに、感謝の思いでいっぱいです。

　バザーの日には、幅広い年代の卒業生やその保護者の方々、旧職員・学園関係者、さらには入学希望者や地域の方々など多くの方々がご来場下さいました。トキワ松と繋がる方々の年に一度の交流の機会でもあり、〈トキワ愛〉の結晶といえる唯一無二の行事です。（校長）