3学期が始まりました
あけましておめでとうございます。
冬休みが明け、学校に子どもたちの元気な姿が戻ってきました。
始業式では、はじめに能登半島地震の話をしました。子どもたちからすぐに「知ってる」「テレビで見たよ」…等々反応がざわざわと広がり、関心の高さが伺えます。この震災では〈孤立〉という言葉を多く目にすることに触れ、道路が寸断し、水道や電気や電波も通じないという状況がどれほど困難で心細いものか、また、私たちが日頃どれほど多くの繋がりの中で生きているかということを話しました。
今私たちができることとして、二つのことを挙げました。
一つは、毎日の生活を元気にきちんと頑張ることです。トキワ松の「健康・感謝・親切・努力」の目標の通り、体を強くして、賢さと優しさを身に着けていくこと。そして、いざという時には自分を守るだけでなく他者を助けられる人間になっていくことです。
もう一つは、小さなことでも行動を起こすことです。例えば募金すること。トキワ松でも児童会を中心に募金活動の計画が進められています。また、被災地域の農水産物を積極的に買うことや、伝統工芸や方言など地域に関心を寄せることも、被災した方々への応援につながります。
私たちにもできることがあります。一緒に考え、行動していきましょう。
嬉しい話題として、昨年末に大谷翔平選手から贈られたグローブのお披露目をしました。
サイズの異なる左手用2つと右手用1つ、計3つのグローブを順に見せると、子どもたちからわあっと歓声が上がりました。そして、大谷選手からのメッセージを読み上げる時にはみんなじっと耳を傾け、最後の「野球しようぜ。」という言葉に笑みが広がりました。
始業式を終えた後、子どもたちから「大谷選手のグローブ触りたい」「まだ誰も使っていないから硬いのかな」「順番は何年生からかな」などと声をかけられ、みんな興味津々の様子でした。トキワ松の子どもたちに贈られた大切なプレゼント、全員が手につけてみたり野球で使ったりできるようにしますので、その時をお楽しみに。
その後、各教室のHRを覗くと、今年の干支である辰の話や冬休みの話、おみくじやクイズをしたりと、それぞれ和やかに過ごしていました。
3学期も、みんなで元気にがんばっていきましょう。(校長)