5年生の俳句(1学期)
5年生の俳句(1学期)
~<春から夏の季語>~
今年度の2回目の校長俳句授業は、5年生。この日も校庭がぬかるんでいたため、教室で俳句を詠むことに。今回も季語をもとに、俳句をつくるのですが、あらかじめ春から夏にかけての季語を私の方でピックアップして、プリントにしました。5年生はそれらの季語や他の季語も使って、五七五に整えました。この学年は、校長のipadの投句箱にもよく送ってくる学年です。スムーズに二句を詠むことができました。
以下、一人一句に絞って、いくつか紹介します。
(松組) | 春の夜街灯の横さわぎ声 草むらに赤い宝石へびいちご 葉桜ののこりの桜散ってゆく 夏近し今となったら春さみし コクリコは風に負けずにたえられる 夏蜜柑甘味と酸味で目がさめる たんぽぽの綿毛自由に一人立ち こいのぼり朝の光でまぶしいな けしの花日の中を立つはなやかだ 潮干がり春の光を受けながら 青梅や生まれた矢先生まれ落ち |
(楠組) | こいのぼり親子そろって口あける うぐいすやかくれず聞かせてその声を 風船がぷーと飛んでいきさようなら 一年生若葉のように元気だな 鯉のぼり風にゆらりとおでかけへ たんぽぽの日光も好きな黄色だね 八重桜ピンクにみどりファッションショー たんぽぽはどんな季節もたえきれる まいあがる風強き日の鯉のぼり 葉桜の落ちた花弁が雨のよう 一つだけぽつんとさいてすみれかな おしらせだ夏が近づく若葉かな |