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トキワ松学園の創立者・三角錫子先生の「皆が自由に楽しく学べばよい。子供達が銘々持って生れた天分を伸ばしてさえあげればよい」、「(本学の卒業証書について)小さくともその中にしっかりとした鋼鉄に一輪の菫の花を添えて」という言葉のもと、自由に楽しく学ぶ中で、個々のよさを伸ばし、芯の強さと優しさを兼ね備えた人間を育むのが本学の精神です。
円に「人」の文字が入る校章が「円満な人格」を意味するように、健康な身体・賢明な知性・豊かな感性をあわせもつバランスのとれた人格の育成を目指します。
トキワ松の子どもたちは、よく笑い、よく遊びます。
自分の「好き」をどんどん増やしながら、友達の「好き」も大切にします。
「なぜ?」と素直に疑問をもち、一生懸命に考えます。
そして、感謝の心を土台にしながら、自分の力と可能性を伸ばそうと努力します。
子ども時代に大切なのは、愛情と安心感の中でのびのびと自分らしさを出せることです。1クラスおよそ23人の少人数教育、子どもたちの学びをフレキシブルに支える学習環境、宿泊行事をはじめとする多彩な体験学習、ひとり1台のiPadを活用するICT教育、そして「学校と家庭は子育ての仲間」というあたたかなつながりが、トキワ松の子どもたちを日々豊かに育んでいます。そして、本校が掲げる四つの目標「健康・感謝・親切・努力」は、人としてよりよく生きる柱であり、激動の時代の中で豊かな未来を切り拓く指針となるものです。
「皆が自由に楽しく学べばよい、子供達が銘々持って生れた天分を伸び伸びとのばしてさえあげればよいのだ。」[創立者・三角 錫子(みすみ すずこ)]
本学園は2026年に創立110周年を迎えます。
大正時代に生まれ、「新しい小さい寺子屋のような、けれども楽しい幸福な学校」と評された本学園は、長い時を経た今も変わらないぬくもりと瑞々しさを湛えています。
「トキワ松は楽しいよ!」「トキワ松、大好き!」
校門をくぐると、子どもたちの元気な声が聞こえてくるでしょう。
さあ、トキワ松へ。みなさんも〝トキワ松ファミリー″の一員になりませんか。
1872(明治5)年、旧藩士三角家の長女として金沢市に生まれる。
個性を尊重する自由で伸びやかな教育を目指し、1916(大正5)年に常磐松女学校を創設。
常磐松女学校は渋谷の常磐松御料地に隣接する閑静な地に創設されました。三角先生の「鋼鉄(はがね)に一輪のすみれの花を添えて」という建学の精神は、現在もトキワ松学園中学校・高等学校の教育理念として生きつづけています。女性教育の先覚者である先生は、唱歌「真白き富士の根」の作詞者としても有名です。
1875(明治8)年、新潟県に生まれる。
健康教育を重視し、トキワ松学園でもスキー学校や臨海学校を戦後いち早く実施。
〈モロモロノ恵ミヲワスレズツネニ善イコトヲスル。体ヲ強クスル。カシコクナル。ヨク働ク。ムダヲシイ。〉
カナ文字論者でもある丸山先生により、1951年に校名の文字が「トキワ松学園」と改められました。
伝統を受け継ぎつつ新たな精神の加わった丸山先生の〈生徒心得〉は、後に小学校の教育目標「健康・感謝・親切・努力」となり、今もなお学園教育の大きな支柱となっています。
作詞 校友会選定
選曲 安倍 正義
※上のプレーヤーをクリックすると校歌が流れます
トキワの松に 吹く風の
かおりゆかしき 学びやに
あらたなる日は いま登る
たかき思いを 雲にかけ
清き願いを 松によせ
まことの道を 求めゆく
身はすくよかに 晴れやかに
心を深く はぐくみて
日々に進まん われらいざ